黒ニキビ

黒にきびは、白にきびと同じく、初期段階のにきびです。
黒と言うと、ひどい状態のように見えますが、まだ炎症を起こしていない状態なので、適切なケアを行えば跡を残すことなく治すことができます。
ただ、黒の段階は悪化の段階でいうと一番初期の白から一段階すすんだものといえるので、いくら炎症を起こしていないとはいえ、気をつけたほうが良いです。
放っておくと炎症を起こして黒→赤や黄と、黒からどんどん症状が進行してしまう恐れも。。。


黒ニキビは、最初は白にきびとして肌にできますが、溜まった皮脂が一部毛穴から外気に触れ、その外気に触れた部分が酸化して黒くなるので、外から見ると黒いニキビ、もしくは毛穴の黒ずみのように見えます。

そんな黒の段階のケアですが、基本的には黒も白の段階とケア方法は一緒です。
基本的には毎日の洗顔が大切なのですが、なかなか黒が取れないからといって、無理に黒い部分を指や器具でグイグイと押したりするのは逆効果です。

また、毛穴の黒ずみだから毛穴パックで取ろう!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、毛穴パックも仕組みとしては肌を強い粘着力で汚れもろとも剥ぎ取る形になるので、お肌へのダメージが心配です。


なので、肌に負担をかけずに黒ずみを治していくとなると、日々の洗顔で黒くなっている原因である汚れやを落としていく、ということになります。

洗顔の際は、黒くなっている部分をゴシゴシこするのではなく、洗顔料をしっかり泡立てて、泡で黒い部分周辺を洗うようにします。
強い力で黒ずみをゴシゴシしたところで、肌に負担がかかるだけで、黒いのが良く落ちる、というわけではないので注意が必要です。

しっかり洗顔したら、水気をよく拭いて、保湿化粧水でしっかり保湿してあげましょう。


また、日々の洗顔によるスキンケアとあわせて、身体の内側からもスキンケアしていきます。
具体的には、ニキビは身体のホルモンバランスの乱れからできる、と言われていますので、不規則な生活(睡眠不足や偏食、運動不足)を避けて、規則正しい生活を送る、というもの。

忙しい社会人にはどれも難しいかもしれませんが、せめて睡眠時間をしっかり確保+栄養をしっかり摂る、という点を心がけるだけでもだいぶお肌の調子が変わってきます。

特に、睡眠はお肌のゴールデンタイムと呼ばれる、夜10時から翌2時までは治すためにも睡眠を取ったほうが良いでしょう。

 

 

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