にきびができてしまった時の薬について
にきびができた時に使う薬について調べてみました。
皮膚科で処方されるもので多いものが、抗生物質が入っているものです。
抗生物質が炎症を起こしているときに有効で、炎症を起こしている細菌を殺菌してくれます。
にきびの炎症は付着した細菌が大量に増えて炎症を起こしているので、その原因となる細菌を殺菌したらにきびが治る、というものです。
たしかに抗生物質入りの薬は炎症がおきているときに効果がありますが、あくまでも炎症がおきているにきびへの対症療法なので、にきびそのものを直したり改善してくれるわけではないので、根本解決にはつながらないケースが多いです。
そのため、にきびが治ったと思っても、同じような場所に繰り返しできてしまったりとかすることがあります。
一方、抗生物質のものとは違って、根本原因である毛穴のつまりを防ぐためのものもあり、ディフィリンゲルという薬があります。
ディフィリンゲル(レチノイド製剤)は日本では2008年に認可された、抗生剤等と比べたら比較的新しいものです。
にきびは毛穴が詰まってそこに皮脂が溜まることによってできるものなので、それならば毛穴が詰まることを予防してしまおう、というのがディフィリンゲルの効果です。
ディフィリンゲルを塗っている間は毛穴が詰まりづらくなるので、にきびができづらくなる、というわけですが、中にはかゆみ等の副作用が出る人もいるので、自分の肌質に合うかどうかは確かめてから使う必要があります。